AEFAフレンドシップ経緯とその内容 坂井市丸岡町平章小学校
平成17年度当初 理事長の谷川様が母校の平章小学校を訪問されのがきっかけでした。本校は2年前から、海外の小学校との交流が盛んであったこともあり、教職員の間の共通理解や協力は他校以上にあっことから、タンタイン小との姉妹校提携はスムーズに決まりました。そして5/30にタインタイン小へ第1便を贈りました。下は平章ホームページからの一部です。低学年の図画や絵手紙の作品と学校紹介のビデオテープと写真(200周年記念式典、学校行事等)です。7月13日にベトナムからの第1便が届けられた。
AEFAの坪井様が現地から持ち帰った、タンタイン小の学校写真、子どもたちの様子のビデオ等でした。
本校の学校便り「平章万華鏡」7月号の中の記事の一部です。
予想もつかないベトナムの学校の様子に平章の子どもたち(城の子)の目は釘付けでした。
9月に入り、タンタイン小から、子どもたちの様子を写真やビデオテープで贈られてきました。総合的な学習の時間の英語活動時にAETの講師(マレーシア人、フイリピン人)の方からその先生の国やその近くのベトナム等の話しを聞くこともでき、日本と違った暮らし方や学校の様子も学習でき、ベトナムの資料は生きた国際理解教育につながっていったようです。
9/28 姉妹校提携の文書の他、副校長先生のメッセージそして教室内での子どもたちの様子、子どもたちの絵画の作品等が届きました。早速、保健室前の掲示板に掲示しました。昼食時間に一斉校内TV放映をしました。海外のお友だちからの新鮮味と独創性に富んだ作品に城の子たちは感動したようでした。次回は中高学年の作品を贈ることになりました。
平成18年1月 イエンホップ小との交流開始、
1月に入り、更にAEFEからイエンホップ小との交流も とお話しがあり、タンタインの外にイエンホップ小との交流も進めて頂くこととなりました。ベトナムの教室の写真や学校の映像を見て、城の子たちは何を考えてくれただろうか。狩猟中心の洞窟生活を送っているベトナム最後の少数民族ルック族の子どもたちに城の子たちでもできるボランティアは何だろうと。誰からともなく学用品を贈ろうと児童会で話題になり「学用品を送ろう運動」が始まった。各家庭にある余分な学用品が集められました。。恵まれた環境で、豊かで物が豊富が暮らしを当然のように思っている城の子どもたちにとって、ベトナムの子どもたちはどのように感じ取ってくれたのだろうか。学用品を贈ろう運動は本校の国際理解教育の実践的で発展的な教材となってくれたようです。
平成18年度に入り、新三浦校長を迎え、AEFAの交流活動は継続することになった。 4月から2回目の学用品を贈る運動が展開され、各家庭から集められた物と子どもたちの作品を
にベトナムのタンタイン小に贈ることができました。
3 交流に期待するもの
17年度から始めたAEFAのフレンドジップ事業は東南アジアの低開発国への学校建設を支援するプロジェクトで、建物を贈るばかりでなく、現地の子どもたちにまた親に大きな夢と心を贈る事業となっているばかりでなく、日本の子どもたちが失いかけている物の大切さと恵まれ過ぎている環境の有り難さを教えてくれている。世界を駆け回り、恵まれない子どもたちに教育のハード面とソフト面の偉大な力を与えてくださっておられる谷川理事長様をはじめAEFA関係各位の献身的なお取り組みに深甚なる敬意を表します。 今日本は 子どもを取り巻く事件の多い殺伐とした中、学校教育や家庭教育の再考が問われている。物の豊かさが故に心の豊かを忘れかけている。 私たちはAEFAの交流事業を通して、日本の子どもたちに恵まれた贅沢な教育環境を再認識させることと その恵まれた環境や周りの人々に感謝の心を育てることである。
そして、世界には十分な環境で教育を受けられない子どもたち、更には食料難で十分栄養がとれない子ども、医療が十分受けられない子どもたちがたくさんいることを、学ばなければならない。
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