薬も効かないあの腰の痛みが恐い…

腰痛は日本でも抱えている方が多い悩みの一つです。
腰痛とはいったいどういったものでしょう?
・スポーツをして動いていると腰が痛くなる。
・長く座っていると腰が張って来て、立つ時辛い。
・前かがみすると腰に張りが出る、痛くて曲げれない。
・重い物を持つと腰が痛くなる。
・車の運転すると腰に鈍痛が出る、降りると腰が痛くて伸びない。
など、様々な状態、姿勢で出て来る悩みです。
しかも、腰痛の原因が骨盤にあると思っている方も多いと思います。
実際、骨盤がズレて痛みが出ているという方が多いのは事実ですが、
実は他の要因、原因も大きく関わって来ています。

・内臓の位置がずれて疲労が出る
・身体の回復力が低下してくる
・筋疲労を起こす
など、直接的な腰痛のきっかけとして
基本的に挙げられるものです。
腰が痛い状態をそのまま放っておく事で
身体のバランスが徐々に崩れていき、
今より改善しにくい、回復に時間が掛かる状態に
なる事が多くなります。
身体が疲労すると老廃物が出て来ます。
その老廃物は血液に乗り内臓に運ばれ、
肝臓や腎臓で処理されて、
新しい血液が又運ばれて回復する訳です。
しかし、老廃物が多過ぎて来ると
内臓は疲労してしまい、
「内臓一体壁反射」という反応が起きて、
その結果身体のゆがみが発生して来ます。
この時点ではまだ腰痛が起こらない場合も多いのですが、
腰痛が起こるには、そのゆがみが下地となって同じ姿勢で立ち続けたり、
運転やデスクワーク等で座り続ける姿勢でいる事で、
常に身体を支える為に様々な所に力が入ります。
その状態を長時間続けていくと、腰やその他の筋肉などが疲労して
腰痛を起こし始めるのです。
あなたの症状は?
ぎっくり腰
ぎっくり腰は急性腰痛症といい、重い物を持ち上げた時、
日常的な何気なくしている動作でも突然腰が痛くなるものから、
長い方だと1か月ほど繰り返し急激に痛みを伴う腰痛の事です。
特に日常生活での悪い癖等で骨盤や腰椎、足の骨に歪みが出てくる事が
特徴的です。
そういった歪みが出る事により股関節の動きも悪くなり、
より症状が出やすくなります。
体の歪みが出ることで、腰周りの関節に負荷がかかり痛みが出たり、
腰の筋肉が炎症して痛みが出たり、血行不良からの内臓の冷えで痛みが
出ることもあります。
過去にぎっくり腰の施術をしっかりと受けていない方の中には、
前回よりも痛みが強くなる方が多いのも特徴の1つです。
坐骨神経痛
坐骨神経は体の中で1番太くて、長い神経で腰から足先まで伸びています。
坐骨神経が何らかの原因で圧迫される等の刺激を受けると、
腰やお尻、太もも、ふくらはぎや足先等に鋭く、
電気が走った様な痛みや痺れ、強く張っている感じなどの症状が生じます。
腰痛だけが出ていた時よりも症状が悪化している状態になっている可能性が
あります。
そのままにしておくと歩行も大変になってくる事があります。
腰椎ヘルニア
腰の背骨には骨と骨の間に椎間板というクッションがあります。
この椎間板に負担が掛かる事で背骨同士の圧力によって飛び出した
状態を言います。
飛び出した部分が神経を圧迫する事で、痺れや痛みが出てしまいます。
腰が痛むからといって腰だけに直接原因がある訳ではなく、
猫背等の姿勢の悪さから来る事があります。
脊柱管狭窄症
背骨の中を通っている脊柱管に脊髄神経が通っており、
背骨から手足の先まで神経が走っています。
一般的に、脊柱管狭窄症とは、この神経が通る管が
何らかの原因で狭くなってしまう事により症状を発症します。
代表的な症状は間欠性跛行というものがあります。長時間歩き続けると
足が痺れて来たり痛みが出て来て長く歩けない状態になります。
この時に座って休んだり、屈伸をする事で症状が軽くなる事がありますが
一時的に固まった筋肉が緩み神経の圧迫を軽減する為です。
改善させるには
原因が分かっていると、対処の方法があります。
・背骨と骨盤をきれいな状態に戻して、回復力を向上させる環境を整える。
・ゆがみが発生しにくい環境を作る為に内臓の位置を整える。
・施術により回復力を意図的に高める。
これらが整って来る事が重要になって来ます。
整体の様な療法が必要なのは、
腰痛を改善するだけでなく再発を防ぐ為でもあります。
薬やシップ、マッサージなどで一時的に痛みを和らげる事は出来ますが、
上記のような原因が改善されていない為に、
又身体に負担が掛かって来ると痛みが出て来てしまいます。
身体に負担が掛かっても、自分できちんと回復出来るだけの
身体のバランスを作る事が大切です。
腰痛に良かれと思って今やっていることが、
実はあなたの「現在のからだの状態」に合っているとは限りません。
整体で腰痛や身体の様々な辛さはあなたの自然治癒力を上げる事で、
問題を解決出来る事があります。