三代 早川 尚古斎 】   はやかわ しょうこさい   1864〜1922


元治元年(1864)初代尚古斎の五男として生まれる。幼名は栄三郎。

父に技術を学び、「尚斎」の号で東京にて活動するが、明治38年実兄・二世尚古斎が歿したのを機に大阪に戻り、三世尚古斎を襲名する。

明治11年パリ万国博覧会で鳳紋賞を受賞。明治20年天覧、御買上に浴す。

大正8年「浪華籃友会」の結成に参加、大阪竹工芸界をリードし、近代竹工芸における象徴的存在となる。

特に着色に苦心し、また自由な表現の荒編みなどに卓越し、竹籠の技を美術工芸の分野まで引き上げ、その名を高める。

大正11(1922)7月歿、59歳。