【 池田 片銕 】   いけだ へんてつ   1888〜1980


明治21(1888)113日福井県福井市生まれ。幼くして母に死別し、3歳のとき池田家に入籍、三代を継ぐ。

その池田家で養父・寫ヨを師として厳しい薫陶を受ける。

大谷弥学につき漢学を修め、篤学画家の宮原廉にもつきて、「片銕」の号を受ける。


また山元春擧、小栗秋堂をも敬慕して画風を学び、さらに赤松柳史とも交わり句と俳画を能くする。

昭和211月には正倉院御物を拝観。
昭和8年秋、県下で行われた大演習の際に、紫檀製中卓を陛下に献上する。

昭和161月県下作家にて「工人社」を創立。昭和21年三輪笑風らと「南越文化交友会」を設立。のち「若越文化交友会」と改め、県美展の前駆となったものである

昭和29年武生文化賞、翌30年福井県文化賞受賞。昭和55(1980)117日歿、92歳。