【 三国 幽眠 】   みくに ゆうみん   1810〜1896


文化7(1810)生まれ。三国の商人・森与兵衛の三男。諱は直準、字は子縄、通称は與吉郎のち大学、幽眠・鷹巣・碌々山人などと号す。

天保3(1832)京都に出て眞島松南に漢学を学ぶ。天保7(1836)京都で塾を開き、梁川星巌、頼三樹三郎らと交遊する。

鷹司家の儒官をつとめ、尊皇攘夷派の志士として活躍。

将軍継嗣問題では福井藩に協力し、橋本左内を堂上家に紹介するなどしたため、安政の大獄で捕らえられるが、翌年追放に処せられる。


維新後も鷹司家に仕え、明治6(1873)教部省の権大講義となる。

明治29(1896)530日歿、87歳。