【 小西 福年 】   こにし ふくねん   1887〜1959


明治20(1887)215日福井県武生市(現越前市)神明町生まれ。表具師「墨芳荘」小西宇兵衛の次男。本名は猶之助、字は重熙。

明治34年京都に出て鈴木松年の内弟として入門、師より「福年」の号を受ける。

師の筆力雄渾な画風を慕い画技を研鑚、さらに将来の外遊に備え漢学、英語を学ぶ。能楽、茶道をも研修し画境を高める。

初期は風景画を得意として国内各地で写生を重ね、のち優美な花鳥画に熱意を注ぐ。


師歿後は、京都画壇を独歩し、京町衆の良き後援を得て「佳福会」を組織、作品を発表しつづける。

昭和34(1959)113日歿、73歳。