【 渡辺 公観 】   わたなべ こうかん   1878〜1938


明治11(1878)120日滋賀県大津生まれ。本名は耕平、別に狂魚洞・遊魚洞と号す。

京都市立美術工芸学校を中退後、森川曾文に師事。明治35年師・曾文の歿後は、独習し画法を磨く。

明治40年第1回文展に『進言』で入選。大正3年第8回文展で入選。

大正4年第9回文展に『夕茜』で入選。大正5年第10回文展に『志摩の五月』で入選。大正7年第12回文展に『今朝の秋』で入選。

大正8年帝展開設にあたり官展から離れ、井口華秋、池田桂仙、西井敬岳、林文塘らと自由な制作を目ざす「日本自由画壇」の結成に参加する。

以後、定期展に『月明』『緑蔭清泉』『湖畔の夕』などを出品する。

昭和13(1938)729日京都市で歿、60歳。